沖縄浪漫紀行

沖縄浪漫紀行


沖縄浪漫紀行

2002年9月22日から24日まで今年2度目、通産4度目の沖縄旅行をしました。
今回は,息子達と3人で初めての母子旅をしました。
息子達にとっては初めての沖縄でしたが,今までで一番天気が良く,思い出深い旅行になりました。

一人20000円のツァー(二泊三日)なので期待はしませんでしたが、オプションを付けたお陰で盛り沢山の旅が出来ました。
沖縄浪漫紀行と言うのは,このツァーの名前です。


 <一日目>
昼前の伊丹発福岡行きで始まりました。
初めて飛行機に乗る次男にとっては残念な中席でした。(那覇行きも)

関西も残暑気味だったので、沖縄到着時「暑い!!」って感じはしませんでした。
早速バスに乗り、一路首里城へ・・・。

守礼の門の前では、琉球衣装の女性が記念撮影の為並んでいました。
一月に来た時は、見とれるほど可愛い女の子がいたので、是非息子にも見せてやりたいと思っていましたが、今回は期待ハズレでした。(爆)
首里城正殿は,前に見学した事があるし、800円もするので辞めました。(私が料金を払うので)
首里城正殿前の広場では,ちょうど<琉球王朝中秋の宴>って催しのリハーサル中でしたが,私たちは,正殿と反対側の那覇市内が一望出来る所で写真を撮ったり、土産物を物色?したりしました。

今日のホテルは国際通りに面した白亜のホテル?南○観光ホテルです。
ここは素泊まり専用?ホテルみたいで,何にもないホテルでした。
まぁー国際通り面しているので許そう!(冷蔵庫もない!)

ホテルに着いて少し時間があったので、国際通りをブラブラしてみました。
友達に頼まれていた,<スッパイマン>のCDを探す事にした。(すぐ見つかった)
長男はブルーシールアイスをお土産(多分彼女の)として宅配してもらった。

7時に那覇在住の上原さんにホテルまで迎えに来てもらって<コメ太郎>へ行きました。
そこで, 鳥の丸焼きや秋刀魚の塩焼きなどを, お腹一杯食べました。
息子達は、「美味しい!美味しい!」と言いながら食べていました。
実際これが, 沖縄で食べた食事の中で一番美味しく豪華でした。
2時間ほど<コメ太郎>でくつろいで、それからホテルまで上原さんに送ってもらいました。

時間も早かったので,もう一度国際通りをブラブラしてたら、黒服のお兄ちゃん達が座って何やら食べている!(なんじゃ?)
息子に,「あれは何者?」って聞くと,「ホストちゃうか!」って言いました。
「えぇぇーーあれが?!」・・・どうみてもヤンキーのにいちゃんだった。
前来た時は面白く思った通りも、今回はあまり面白く思わなかった。(一番沖縄らしくない通りになったみたい)
でも息子達は楽しそうにぶらついていました。

明日は、早朝より観光があるので、早めにホテルに帰って休む事にしました。
その夜 兄弟のいびき二重奏で,夜中に目覚める事になりました。

 <二日目>
朝早く目覚めると雨が降っていました。
そう言えば・・・昨日バスガイドが、「スコールの季節ですので、いきなり雨が降るかもしれません」って言ってたなぁ(´ヘ`;)
でも早々に上がり、絶好の行楽日和になりました。

午前中の観光はオプション(4000円也)なので、行かない人は一時まで自由行動でした。

先ず向かったのが, 南部の糸満市にある平和の礎です。
花崗岩で出来た屏風のような作りで、日本人だけではなく、沖縄戦で亡くなったすべての人の名前が刻印されています。
今ではきれいに整備されていますが, 戦後しばらくの間は戦争の傷跡がそのままで、荒地だったそうです。
それを憂いだ住民が、総出で整備したそうです。
太平洋に面した広場は眺めもよく、平和資料館も沖縄風の建物でした。

それから 琉球ガラス村へ行きました。
色とりどりのガラスがとてもきれいでしたが、値段が高くてとても手が出ませんでした。
それで、2000円のお楽しみ箱を買い求めてお土産にしました。
柱や手すりにはめ込んだガラス板がすばらしく写真を撮りました。(きれいな色が出ていて満足!)

次はひめゆりの塔へ行きました。
ここは是非息子を連れて来たかった所です。
ひめゆり平和祈念資料館で、彼女達の運命を見て欲しかったからです。
息子達は初めて見る?戦争の現実に言葉もなく、テンションが下がりっぱなしでした。
同じ年頃、いや自分達より幼い少女達の,過酷な運命と壮絶な死に様に言葉もありませでした。
「皇国の女や!殺せ!!」って叫び眉間を撃たれ即死・・・・との掲示を見て, 教育とは時に残酷な結果をもたらすものだと思った。
その気持ちを引きずりながら、ひめゆりの塔前の土産物屋でこれまたオプションの弁当(1000円)を食べました。
はっきり言って・・・ほか弁の方が美味しい!!
長男は70%を食べ残す!
「おかんにお金出してもらってるんやから、食べな失礼やろ!」って、次男に言われてました。(爆)

それから、国際通りのホテルに戻って残りのお客(OPの南部観光をしなかったメンバー)を迎えに行きました。

午後の一番は、那覇市内の<土産物屋>でした。
そこから沖縄自動車道で北上し、読谷村にある黒糖工場へ。(牛舎かなんかあるのか臭かった)
工程を見学!って、サトウキビを機械に入れるところだけ見せて、後はお土産を買わせる所でした。(´ヘ`;) 
でも黒糖をお土産にしっかり買いました。

それから万座毛へ行きました。
天気が良かったので、海の色は最高にきれいで「あぁーー沖縄の海!」って感激でした。
そこでなんと!琉球衣装の記念写真業者がいました。
2年前に来た時はいなかったのに・・・(´ヘ`;) 
早々にバスに戻りましたが、次男が出発時間なのに戻ってこないので、次男の携帯に電話して出発時間であると言う。
添乗員のお姉さんが、「男前やから土産物屋のおばちゃんに捕まってかも・・」って言ってる所に次男が汗かきながら戻って来て, 「おばはんに捕まった!」って言うもんだからみんなで爆笑。
次男は、駐車場にある土産物屋のおばちゃんに捕まって?アロハシャツを4着も試着させられたそうです。

そこから昨年?出来た<御菓子御殿>へ。
きれいな海岸線沿いに, ど派手な建物!首里城正殿を模した作りです。
ケーキや御菓子がいっぱいあって、海岸まで下りていけるそうですが、ソフトクリームを買って食べた。
沖縄ではソフトクリームを食べまくりで, 一日2本平均で食べたような・・・?

この辺になると、午前中に観光をしたグループにとってはもう苦痛になってくる。
「早くホテルに!」って思いながら、本日最後の観光地名護パラダイスへ・・・・。
たくさんのハーブに触れて匂いを嗅いで・・・ってふれこみでしたが、もう限界!ガイドの話は全く無視状態。(疲れのピーク)
ここもお土産物屋が併設してあるので、ハイチュウパイナップル味の5個入りを見つけた。
おばさんが寄って来て、「美味しいですよ!人気があるのでいかがですか?」って言う。
でも値段が600円だ。高い!!
国際通りで350円で売っていた。
「値段高いなぁーー国際通りで350円で売ってたし・・・」って言うと、「まぁそうですか・・・」って後ずさりして消えて行った。
長男曰く、「おかん それはあかんやろ?!禁句やで!!」
相当疲れている!言葉にフィルターかからなくなって来た。

やっと着いたホテルは、本部の海を一望出来る山の上にあって、今度は冷蔵庫が付いていた。
夕食はオプションで洋食(3500円)を頼んでいたので、レストランへ行った。
コース料理だったが、オードブルは完全に冷凍のシーフードミックスだった(´ヘ`;) 
これは大失敗だった。

その夜は足がだるくて寝つかれなかったが、いつの間にかいびきをかいていたらしく、次男に「おかんいびき!!」って言われて起きた。(爆)

 <三日目>

最終日は前の日にも増していい天気になりました。
ホテルから見える本部半島や海は,太陽が高くなるほどその色を濃く鮮やかにしていくようでした。

今日は一番ゆっくり出来る日です。
と言うのも,飛行機が夕方5時半だからです。

先ず向かったのが,名護パイナップルパークです。
朝が早かったので観光客はまばらでした。
お決まり?の園内ガイドの説明をなんとなく聞きながらゾロゾロ歩く。
案内コースもほぼ終了!って所に,パイナップルの顔出しパネルがあった。
「おぉーーこれは写真に撮っておかないと!」って思っていると,同じバスのおばちゃん?(多分50代後半か60代)4人グループが二人ずつ写真を撮り出した。
それから次々と・・・結局10分ほど待って息子二人を撮影!
この写真 は一番気に入っています。

すっかり他のメンバーと逸れた我々は,パイナップルのカートに乗ることにした。
完全自動で動くのですが,遊園地気分でなかなか良かった。
それから「パイナップル食べ放題券」を握り締め,走りながら屋内の施設は行く。
パイナップルは十分過ぎるほどあったので食べました。
美味しかったですが,朝食のすぐ後だったのでそれほどは食べられなかった。
それから迷ったが,パイナップルソフトクリームを食べた。
息子・・・「今日も朝から食べるんかぁ・・・」って言いながら,しっかりお金を払わせていただきました。

次に向かったのが琉球村
「ハブショー」の時間の関係で,園内ガイドは手短で,「ハブショー」の会場に入った。
昔は「ハブとマングースの決闘」が見世物でしたが,2年前から「おもしろ?ハブショー」をやっている。
何が面白いって,白衣のおじさんが淡々とハブの説明などを時々ギャグを挟みながら言うだけ!(なんで白衣なのかわからない!)
珍しい蛇だと言って,白っぽいのを出して来て,「触ると幸運を招く!」って言いながら触らせるのです。
もちろん触ってみたが,タイルのような感触だった。
私の隣に座ったご夫人は,「嫌ぁーー!!やめて!やめて!」って,顔を手で覆って半泣き?状態だったので,ちょっとオーバーくらいにリアクションをしてあげました。(爆)
マングースが, 飼育係?のおじさんの「ハウス!」って号令で木の箱に入ってショーは終わりです。
その後,出口に向かう観客に「ハブの粉」をちょっとだけくれるんですが,それがまたまずい!!
出口の前には,薬局のようなお土産物屋があって, 売り子のお姉さんも白衣を着ていて・・・怪しい感じです。(爆)

琉球村では昼食を注文しているので, 昼食の時間まで見て回ることにした。
ちょうどお昼休みだったのか,前に来た時,一升瓶を頭に乗せて踊っていたばあさんや三線を弾くおじさんもいませんでした。
園内にはシーサーの工房もあり,釜もありました。
水牛の<しんちゃん>もお休みみたいで,柵の中で昼寝中でした。
柵の中には子牛の<てつ>がやっぱり昼寝?してました。

昼食は奮発して!1200円の定食を頼んでいましたが,沖縄そばが付いていて,まぁまぁ美味しかったです。

出発が2時過ぎなので,もう一度水牛を見に行きましたが,やっぱり昼寝していました。残念!!
屋内にステージでは「うりずん座?」の公演リハーサルをやってましたが,リハーサルなのであまり面白いものではありませんでした。
よく見ると,バスのメンバーはほとんどそこで座って,疲れきってるようでした。(爆)

最後は那覇のお土産物屋へ連れて行かれました。
そこは・・・素通り・・・土産物屋はもううんざり!!(安いツァーなので仕方ないけどね)

4時頃に空港に到着。
荷物を預けてロービーをウロウロすると疲れるだけなので,ファーストフードをいただくことにした。
カレーとラーメンを食べて,機内で食べるパンを買って,出発ロビーで沖縄最後のソフトクリームを食べました。(笑)

夕方のフライトだったので,夕焼けがとっても綺麗でした。(帰りは窓席だった)
バスで一緒だった方々も近くに座っていたので,よく考えると行きも近くにいたんだ!って思うと可笑しかった。(意味不明)
よく揺れるフライトだったので,途中でベルトサインが出ましたが,定刻通り関空に着陸しました。

長男はJRで大阪に帰り,我々はリムジンバスでJR尼崎まで帰ることにしました。
空港連絡橋からの夜景素敵でした。

天気が良くて楽しい旅行になりました。
息子たちは大満足で,もう一度行きたいと言ってました。

今回は20000円のツァーって事で、あんまり期待はしてなかったんだけど、天気が最高に良かったせいで?大満足の旅行だった。
伊丹空港より添乗員が同行して、最後まで同じ添乗員のお姉さんが旅行のお世話をしてくれました。(阪急交通社)
50人程度のグループ(6号車のバスグループ)だったが、若者あり、家族連れあり、中年カップルあり、おばさんグループありと種種雑多でした。
中には赤ちゃんを連れた家族連れもいました。

このツァーでは、同じ日に8台バスが出ているらしく、関西方面と名古屋方面から来てるみたいでした。

私達は3人チーム?なので、バスでは誰かと相席でしたが、同じように3人チームで来ていた若ぁーーーーい男の子とずっと相席だった。

そのチームは、お父さんと娘と息子(共に小学生)と言う顔ぶれで、お母さんは学校の先生をして、ツァー初日(22日)が勤務先の小学校の運動会なので来れなかったそうです。
ちなみに、若い男の子は前の日が運動会で、代休が24日なので3連休になったそうです。

息子達は、行きの飛行機で酔ったみたいで、次の日はバスに酔って、最終日やっと慣れたみたいです。(´ヘ`;) 

息子達が初めての沖縄なので、観光付きのツァーにしましたが、バスでの観光は時間が制約されるので疲れます。
オプションで南部観光を付けたので余計疲れたのかも知れません。
もう少しゆっくり見てみたい所もありました。

食事はツァーの中でオプションで頼めますが、これまた値段が高い割に不味い!!
普通1000円のお弁当はもう少し美味しい物が入ってるぞ!!
今から考えると、食事のオプションは無駄使いだった!

9月後半とは言え、日差しはまだまだ真夏でした。
海に入ろうと思えば入れましたが、水着を用意してなかったので、息子達は残念そうでした。
次回はレンタカーを使って、海でも何でも行って下さい。

今回はデジカメが大活躍しました。
240枚程写していました。
小さいカメラだったから手ブレし易いので、他人にはシャッターを切ってもらうのをためらいました。
お陰で3人で写してる写真は3脚で撮った3~4枚だけでした。
その代わり、国際通りで親子3人のプリクラを撮りました。

帰って来てから, darがプリンターで写真プリントしてくれました。
おまけにCDにも焼き付けしてくれて、感謝感謝m(__)m
それを息子達に送ってやったら、「わぁーーきれいに撮れてるなぁ・・・あぁーーもう一回行きたいわ!!」って言ってました。

お土産は、これと言って欲しい物はありませんでしたが、<沖縄の歌> ってCDを見つけて買いました。
初めて沖縄へ行った時、那覇空港でMDにダウンロードしてもらった歌が全部入ってるCDだった。
それから、コメ太郎オリジナル泡盛も買ってきました。
これは可愛い泡盛ですよ。





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